こんにちは、AYUMIです。
オンライン、リアルと個人セッションが続いています。
クライアント様が、回数を重ねる度に、本来の輝きがあらわれてくるのを拝見できるのは、本当に嬉しく、私にとっても大きな喜びです。
さて、「こんな風になりたい」という理想を持つことは素晴らしいと思います。
…が、私個人としては、そのような理想は意外と脆くて、あっけなく崩れ去ることが多かったように感じます。
「こんな風」に向かってどんなに頑張っても、理想の自分って様々な「情報の寄せ集め」でしかなく、「本質」に沿ったものではなかったからです。
でも、子供の頃から「目標」「目的」を持たなければいけないと言われ続けた大人女子世代。
「尊敬する人は誰ですか?」と聞かれ、無理にでも答えなければいけない時代。
つまり、いつも何かしら「ゴール」設定をすることが、当たり前とされてきました。
家庭、学校、職場と場所が変わっても、次々と設定させられる「ゴール」を、これまた必死で「達成」していく人生。
さらに協調性も大事にしなければならないから、言いたいことがあっても我慢が当たり前の人生。
そして、人生半ばに来て「ハタ」と気づきます。
「本当にこのままでいいのかな?」
「私の見たい世界って目の前のこれなの?」
そこで、思うのです。
「私」を生きたい。
「本当の自分」を生きたい。
・・・いったい、どうやって?
ここで、「フリーズ」してしまうケースも少なくありません。
なぜ「フリーズ」、つまり「思考停止」してしまうのでしょうか?
私たちは物事を考える時、「過去」の経験や知識に基づいて頭を働かせます。
ところが、私たちの内なる欲求や本質が導く世界は、その限られた「思考」という枠組みを超えた先にあるからです。
そこで、大事になってくるのが、枠組みを超える「勇気」です。
つまり、頭で考えて設定する「目標」や「ゴール」とは全く別の次元に向かうための勇気。
でも、人の本能とも言える「現状維持」をしようとする働きに加えて、未知なるものに対する不安も出てきます。
どんなに葛藤だらけの苦しい人生だったとしても…。
過去のパターンや思考習慣に縛られたままのほうがある意味安心なんじゃないか…。
さらに。
「今さら何言ってんの?」
「今までと変わり映えのしない毎日でもいいじゃない」
「どうせ私の人生なんてパッとしないんだから」
「輝く人生なんて、一部の人だけでしょ」
こういったノイズも聞こえてくるかもしれません。
「でも、本当にそれでいいですか?」
そのように尋ねると。
「いやです!」
「私、このまま死ぬのは絶対いやです!」
そうおっしゃるクライアント様は、少なくありません。
ご高齢でもなく、ご病気というわけでもありません。
「死」という言葉こそ使っていますが、そこには悲壮感はなく、むしろ逆。
今までのパターンを壊していくような内側からのパワー。
まだ見ぬ世界、これまで味わったことのない世界に対する力強い欲求。
大人女子世代の「潔さ」ってなかなかのもんです。
そして、「決める」とスゴいパワーを発揮するのも特徴だと感じています。
とどまり続けるか。
新しい流れに乗るか。
まず決めることが大切です。