こんにちは、AYUMIです。
いくつになっても、お洒落を楽しみたい!
そう思っていらっしゃる方は多いと思います。
私もかつては、あれこれ雑誌を見ながら「お洒落上手な私」を目指していた時期がありました。
(書きながら、かなり恥ずかしい…)
講座を受けたり、実際にお洋服を買ったり。
お金も時間もずいぶんとかけました。
でも、いつもどこかに違和感を覚えていたし、買った瞬間の高揚感が大きければ大きいほど、その後に訪れる虚しさも大きく、全く満たされませんでした。
つまり、ちっとも「幸せ」ではなかったし、「喜び」もなかったのです。
だから、必然的に「もっといいものを」「もっと素敵なものを」とエスカレートするばかり。
同時に、お金をかければかけるほど大きくなっていったのが、「罪悪感」と「自己嫌悪」。
今ならわかりますが、その当時はわからなかったこと。
それが、「マイナスを埋める」という前提。
このままの自分じゃダメだから。
自分が自分を好きになれないから。
そんな「自信のなさ」を手っ取り早く、外見の変化だけに頼って埋めようとしていたことです。
順番が、まるっきり逆だったのです。
外見の変化によって得られるのは、ごくごく一時的な満足感。
残念ながら、片手落ちなのです。
それは、「自信」とは全く別ものだと思っています。
自分の価値や幸福感を、外部の要因に依存し続けても、永久に満たされません。
これ、実は、パートナーにも言えること。
もちろん、外見も含めて「私」であることに違いありません。
外見を美しく心地いいものにすることがいけないとか、必要ないわけではありません。
でも、外見だけが「私」でもありません。
それに、自分が感じる美しさや心地よさといったものは、人とは違います。
自分を愛して、受け入れることで、自信があるないということよりも、自分への信頼と存在の価値そのものを大切に出来るようになりました。
それと同時に、色々な情報に翻弄もされないし、右往左往もしなくなりました。
本当の自分を生きていなければ、本当に自分が求めているものもわかりません。
これは、何も装いだけではなく、「人生すべて」においてです。
今では、笑い話のネタとして、クライアント様にお見せする写真があります。
迷走していた時期、違和感があったのに、言われるがままに買って着ていたワンピース姿。
皆様、「え?」とフリーズされます。
今とはあまりにも違いすぎる写真を見て、「本当に?」と驚かれます。
その後、信頼できる方を通して、自分の個性…つまり魅力に気づく機会を沢山いただきました。
自信のなさに隠れてしまって、それが見えてなかっただけ。
その魅力を生かせる装いに変わったことによって、焦燥感は消えました。
TPOは、ある程度気にしていますが、自分が気にいっているか、心地いいか否か、リラックスできるかどうか。
それに、お財布事情もその時々で変わってきます。
大切な「私」がどうしたいのか、それだけです。
内面の充実が深まると、自分の外見に対する認識も大きく変化します。
そこから始めるお洒落は心地よいものであり、「罪悪感」や「自己嫌悪」とは無縁です。
「本当の自分」を生きる心地よさと自由は、それまで見ていた世界を確実に変えてくれます。