甘えたいのに、甘えられない大人女子はどうすればいいの?

パートナーシップ

こんにちは、AYUMIです。

「甘える」という言葉から連想するものって、人によって様々だと思います。

クライアント様からも「うまく甘えられません」とか「どうやって甘えればいいのかわからないんです」という言葉が度々出ます。

「甘え上手」「甘え下手」なんて言葉もあるぐらいですから。
どこかに正解、もしくは理想とするものがあるようにも思えます。

でも、方法論ばかりを追い求めてしまうと、目の前にいる大切な人はそっちのけ。
これでは本末転倒です。
かつての私もそうでした。

男女の役割やステレオタイプに囚われて、頭で考えれば考えるほど、想いと言葉と行動がバラバラになっていきました。

「彼と幸せな関係を築きたいだけなのに、なんでこうなるの?」と落ち込み、さらに情報を集めるというパターン。

そこから抜け出せたのは、自分だけが一方的に甘える都合のよい人間だということを自覚して、そんな自分からは絶対に卒業する!と決めたことが大きなきっかけ。

大人のパートナーシップでは、「お互いに甘えられる関係性」を築くという姿勢と意欲がとっても大事になってきます

そして、それはどんな時でも「私」は「本当は何をどう感じているのか」ということを、まず丁寧に見ていくことから始まります。

一見遠回りに思えるかもしれませんが、むしろ逆です。

なぜなら、相手の気持ちや意見を尊重し、お互いに感じていることや求めていることを話し合うこと抜きに「甘える」ことは出来ません。

つまり、その「感じていること」や「求めていること」を自分自身が理解出来ていないと、何も始まらないということ。

それがわかってくる過程で、沢山の情報による「思い込み」は消え去り、同時にそれまでの経験から出来上がった「観念」に囚われなくなりました。

ハウツーではなく、自分に対してもパートナーに対しても心を開いて「素直」でい続けることによって、彼との信頼関係も深まっていきました。

とはいえ、自分の本当の気持ちがわかっても、今度はそれを相手に伝えるというのは、とても勇気がいります。

嫌われたくない、揉めたくない、面倒だと思われたくない。
この年で?今さら?無理なんじゃない?
いろんな不安や怖さが次から次へと出てきます。

でも、最後は「どんな世界を見たいのか?」ということ。

私の場合は、「愛」で繋がる「パートナーシップ」で、この想いがブレることはありませんでした。

そして、その想いを彼に伝えたことで、お互いが真摯に向き合い、愛情と信頼を深めることが出来ました。

信頼がベースにあると、安心感が生まれます。

この安心感があるからこそ、自分の弱さや不安を見せることが出来ます。
同時に相手の弱さや不安も受け入れることが出来ます。

その積み重ねによって、さらにお互いの気持ちや意見を自然に話せるようになり、それこそが「甘えられる」関係だということに気づきました。

安心感や安定感を共有する中で、頼ったり頼られたりが自然に出来る関わりこそ、私が望んでいたこと。

もちろん、相手のすべてを理解することは出来ませんし、立ち止まることもあります。
また、あきらかに違和感を覚える相手と、無理に時間を重ねていく必要はないとも思います。

でも、色々な体験を経てきた大人女子だからこそ。
パートナーだけではなく、相手を通して自分との信頼関係を「育んで」いけると思います。

だから「甘えたい」という想いを大切にしながらも、まず「自分」とどれだけ相思相愛になるかが大事なことだと実体験を通して感じています。

そこから始めていくことによって、のびのびと甘えられるパートナーシップは「私の世界」そのものになっていきます。

タイトルとURLをコピーしました