パートナーシップを育むうえで陥りがちなこと

パートナーシップ

こんにちは、AYUMIです。

今週は、2日間、個人セッションで都内に出かけましたが、バスも電車も冷房が効いていて本当に有難いですね。
暑さ対策を工夫しながら、連日の猛暑をなんとか乗り切りたいものです。

さて、クライアント様とのセッションでも出てくるテーマのひとつが「パートナーシップ」。

私自身も長年のテーマでしたし、常々意識していることです。

この関係性を育むうえで、つい陥りがちなパターンがありますので、それをお話したいと思います。

お互いを尊重し、成長し続ける為の関係を築く過程で、私達は「本音」を言うことの大切さについて誤解してしまうことがあります。

「本音」を相手に伝えることは大切です。

でもそれが、相手に「すべて受け入れられる」ことや「承認される」ことを目的にしてしまうと、結果に右往左往することになります。

言いたいことが言えないよりは、自分の思っていることや、感じていることを自然に伝えられるのは、男女の関係にとどまらず、風通しのいい人間関係には欠かせません。

だからと言って、相手がすべてを受け入れるわけではないということです。

でも、つい「この人だけは、私を理解してくれる」「この人だけは、私の味方でいてくれる」という「期待」が知らず知らずのうちに出やすいのが男女間。

この「理解する」とか「味方でいる」、あるいは「受け入れる」ということも、個々で考え方や捉え方は違ってきます。

それなのに、自分の予想通りの反応が相手から返ってこないと、途端に「失望感」や「憤り」に支配されてしまう…なんてことも。

相手をコントロールしようと思っていなくても。
彼なら、きっと〇〇な反応をしてくれるはず、と思い込んでしまうことがあります。

自分と相手は異なる経験や感情を持っているということ。

自分が伝えたことに対して何を感じて、どのように受け止めるかは相手の自由なんだ、ということをつい忘れてしまいます。

加えて、女性同士のような共感やリアクションを、パートナーにも求めてしまいがち。
これも絶対に無理とは言わないけど、やはり同性同士とは違ってきます。

また、共感力が高い人は、感受性も豊か。
行き過ぎると、自分に負荷がかかりますが、ピンポイントで相手の「承認欲求」を満たしてあげることが上手な方が多いように思います。

自分が自然に出来てしまうがゆえに、あなたも同じようにできるはず・・だよね、という「謎の協定」が自分の中で勝手につくられてしまいます。

でも、どんな相手であったとしても、100%自分の思い通りの反応をするわけではありません。

そんなことわかっているわよ、と頭では理解していても。
気づくと相手を悪者に仕立て上げ、被害者意識が暴走なんてことも。

これでは、苦しくなっていくばかりだし、彼に八つ当たりなんてことも起こります。
私もさんざんやらかしました。

依存傾向が強かっただけに、尚更でした。

でも、パートナーシップを通して自分を見ていく過程で、多くの気づきを得ました。

私は自分に自信がないけど、あなただけは、こんな私でも受け入れてくれるよね。
私は自分のことが大嫌いだけど、あなただけは、こんな私でも丸ごと認めてくれるよね。

そんな「押し付け」に近いことをやっていたり、あるいは「試す」ようなことをやっていた自分の未熟さが本当に恥ずかしくなりました。

ある意味、一人で自分を変えようと奮闘するよりも、パートナーとの関わりに本気で向き合うと、いやでも自分の課題が次々と出てくるので、精神的な自立を促す最短最速ルートだとも言えます。

自尊心を取り戻すこと、そして、相手に求めていたことをまずは自分が自分にやってあげることで、必要以上にパートナーに依存しなくなったし、相手の反応に一喜一憂しなくなりました。

一方、信頼がベースになって関係性が安定してくると、お互いに話さなくてもわかっていると思いがちです。

もちろん、「阿吽の呼吸」ということも多くなっていくかもしれませんが、やっぱり自分の本当の気持ちを言葉にすることを怠ると、結果的に自分自身がしんどい思いをします。

「受け身」でい続けるのではなく、お互いに理解を深めて関係性を育みたいという意欲も大事。

でも、そう思えるパートナーがいる人生って素敵なことじゃないかなと思うのです。
それに、その想いは必ずお相手にも伝わります。

彼との関わりを通して、オンナを磨いていけるのも、大人女子の醍醐味だと思いませんか♡