こんにちは、AYUMIです。
今日は、皆さんに質問です。
運転席には誰が乗っているのかわからない。
行き先もわからない。
そんな車が、目の前にとまってドアが開いたら・・・・。
あなたは乗れますか?
「目覚め」というのはこの行き先のわからない車に乗りこむようなものです。
今まで大事に抱えていた古い価値観を手放していくと、その空いたスペースに新しい「何か」が入ってきます 。
この「何か」は、「私」という人間を突き動かす「純粋なエネルギー」と言ってもいいでしょう。
この「純粋なエネルギー」は、あなたを新しい世界に運んでくれる原動力のようなもの。
ただし、新しい世界なので、行き先はわからないのが特徴なのです。
子供の頃、時間も忘れて夢中になって遊んだり、何かに没頭した経験は誰もがあると思います。
その原動力となっているのが、「純粋なエネルギー」です。
損得や見栄、打算や嘘などは、そこにはありません。
幼い頃は、このエネルギーで満たされていた状態と言ってもいいでしょう。
大人になるに連れて、色々な体験を重ねながら次々と観念が出来上がり、エネルギーの通り道が塞がれていきます。
そうなると、人生は「我慢」であり、「葛藤」であり、「焦燥感」や「罪悪感」に占められていきます。
でも、古い価値観を手放し、観念が壊れていくにつれて、塞がれていた通り道が拡がって、再び純粋なエネルギーが流れ込んでくるのです。
流れ込んだエネルギーは、湧き上がる欲求となって「何か」を表現しようとします。
この欲求こそが人が本来持っている「いのちの力」であり、「本当の自分」と言ってもいいかもしれません。
このようなプロセスで、冒頭で話した「車」が登場するのです。
この「車」はあなたが、本当は何を体験したくて、そのためにどんな場所で、誰と出会っていけばいいのかを知っています。
そしてそこに、あなたを運ぶ役割として登場するのです。
行き先は、あなたが自分の「頭」で考えても分かりません。
私達の思考という狭い枠を超えたところで動いているものだからです。
「車」というのは、あくまでも例えですが。
「ハイヤーセルフ」や「内なるガイド」と言ってもいいでしょう。
ガイダンスとしてメッセージで受け取ることもあれば、インスピレーションという形で訪れるかもしれません。
でも、○○に到達するから、△△を手に入れられるから、といったことは教えてくれません。
私達は、人生という物語の最後を先に知ることは出来ないからです。
ここで多くの人は躊躇してしまったり諦めてしまったりします。
でも勇気を出してその車に乗り込むことによって、あなたにとって本当に必要な人、物、機会が用意されている場所へと運ばれるのです。
そして、人生は「本当の自分」と共に歩む「旅」のようなものだということがわかってきます。
本当は、いつも守られているし、一人じゃないということが確信に変わっていきます。
いつの間にか、旅のプロセスそのものを楽しんでいる自分に気づくことでしょう。