大切な人に、自分の本当の気持ち伝えていますか?

スピリチュアルな目覚め

こんにちは、AYUMIです。

それほど親密でない人に対しては、意外と何でも話せたりするのに。
家族やパートナーなど、関わりが近くなるほど、本当の気持ちってなかなか伝えられないってことありませんか?

「いちいち言わなくても、わかっているだろう」とか。
「これを言ったら、わざとらしいかな」とか。
「別に、今じゃなくてもいいかな」とか。
理由は、いくらでも出てきます。

加えて、大人女子世代は「ちゃんと言わなきゃ」「きちんと伝えなきゃ」という意識が働くから、余計なことを考えすぎて…結局言わずじまい。

あるいは、過去の嫌な体験がトラウマになって、自分では気づかないうちに「本当の気持ち」を言うことに恐れを抱いているのかもしれません。

「どうせ言ったって聞いてもらえない」「わかってもらえない」「受け入れてもらえない」など。

耳を傾けてもらえなかった体験に伴う「心の痛み」は、自分という「存在」を認めてもらえなかった「哀しみ」として澱のようにたまっていきます

そして、もう傷つきたくないという思いから、本当の気持ちに「蓋をする」ことが繰り返し行われ、それがいつしか「定着」してしまい、無意識にそれが行われるようになっていきます

そうすると、肝心の「本当の自分」との繋がりがどんどん希薄なものになっていき、うわべだけしか感じられない状態になっていきます。

そもそも自分の「本当の気持ち」がわからないんです、とおっしゃるクライアント様の多くは、このような経緯をたどっていることがとても多いです。

私自身もそうでした。
子供の頃の傷ついた体験をベースに人間関係を築いていく過程で、表向きの体裁のよい言葉だったり、ポジティブな考えが自分の気持ちだと思い込んでいた時期がとても長かったように思います。

銀行の窓口から始まり、講師、オペレーター、営業事務、チャネリングと、話すこと抜きには出来ない仕事ばかりに従事してきています。

でも、仕事でお客様が理解できるように的確に言葉を選んで話したり、伝えることと。
大切な人に、自分の「本当の気持ち」を伝えることは違います。

「優等生でいなければ」「きちんとしなければ」「失敗しちゃいけない」という思いが強かった私は、その反作用で「こんなに頑張っている私」「こんなに我慢している私」と、まわりに認めてもらうことしか頭になく、被害者意識もかなり強かったと思います。

だから当然、相手の気持ちに心を寄せることが、なかなか出来ませんでした。

夫が亡くなってから、激しく後悔したのが「もっともっと自分の気持ちを伝えればよかった」ということ。

亡き夫に、伝えられなかった沢山の「ありがとう」と「ごめんね」が、行き場を失ったままでした

肉体を脱いだ人には、もう二度と触れることは出来ません。
直接言葉を交わすことも、二度と出来ません。

自分の人生も、大切な人の人生も一度きりなんです。

昨日まで、私の隣で笑っていた大切な人が、翌日にはもうこの世にいない。

その体験を通して、自分の本当の想いに気づけず、素直になれなかったことを悔やみました。
だからこそ、たとえ恐れがあったとしても、このまま生きていくのはいやだ、と本気で思いました。

長い間、「本当の気持ち」に蓋をして、自分自身との繋がりが希薄な状態から始まったそのプロセスこそ、「目覚め」への扉を開ける為に必要なものでした。

でも、誰だってそうですが、いきなり最初から自由で喜びの人生にシフト出来たわけではありません。
少しずつ、少しずつでした。

何も特別な言葉でなくてもいいんです。
たった一言だったとしても、自分の想いを口にするって本当に大事なことです。

真面目な方ほど「うまく言わなきゃ」とか、「ちゃんと伝わるかな」とか、色々な不安はよぎります。

でも「ありがとう」という言葉からだったら、すぐにでも始めることが出来ます。

自分が自分に寄り添って、あきらめずにやっていくことが、自己信頼を高めることに繋がります

自己信頼が高くなると、相手が、それをどう受け取って解釈するかは「相手の自由」なんだということを自然に受け入れられるようになってきます。

もちろん、自分が言いたくないことは、無理に言わなくてもいいんです。

「本当の気持ち」を伝えたいという想いから始まった「目覚め」のプロセスは、関わる人を通して、いつも「本当の自分」でいる心地よさと安らかさと自由を与えてくれました

言葉で伝わらないことも確かにあります。
でも、言葉で伝えることで、お互いがより深まり広がっていくことが出来ます。

いっぱい泣いて、傷ついてきた大人女子だからこそ。
形にならない大切な想いを言葉に乗せて、相手の心に届けられると思っています。

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